「妻が夫にキレるわけ」を観て〜3
「女性はまず何よりも、気持ちをわかって欲しい」?
そんなの、男女問わずでは?
とまず言いたくなるが、そればさておき。
もちろん共感があれば嬉しい。
でも、カウンセリングの基本みたいに、
ただ夫に頷いてもらい。
言ったことを繰り返してもらって。
表面的に共感してもらうだけでは、
何も解決しない。
テレビでは一人の方は、
「何か解ってもらっている気がして、安心しました。」
と感想を述べておられましたが、
不満が浅いうちはそれで良いのだろう。
蓄積すると、怒りに変わる。
怒りが蓄積すると、恨みになる。
これは、ちょっとやそっとではなくならない。
番組内ではさらに、
過去の夫の行動が許せず、イライラしている妻を、
夫が高級レストランへ誘い、花束を贈る。
という実験に協力されたご夫婦が。
美味しい食事、花束のサプライズ。
それだけじゃ、結局イライラは復活する。
プラス、改善に向けた具体的なプラン。
これがないとダメだと思う。
いやむしろ、これだけでいい。
美味しい食事や花束は、嬉しい日には嬉しいけれど、
悪化した関係を改善しようという場合、
不満を抑え込ませられ、
話し合いを困難にする効果を生んでしまう。
子供をあやす様なことは、
本当にやめてほしいと思う。
私は不満の時点で、話し合い、
具体的な改善を行うべきだと思う。
そこで、お互いに不満を軽減する
具体策を講じて行かないと、
気持ちだけでは乗り切れない事が沢山あると思う。
子供が小さい時には、
目の前の問題を深く考えたり、
結論を出す間もなく、
また、その体力もなく
目の前の嵐と、やり過ごしてしまう事が多かった。
けど、その中でも、考えて、
勇気を持って、行動するべきだったんだ。
と、苦い経験を今後に生かそう。