昼顔からの

ドラマ「昼顔」を観た主婦のそれから

2017-06-10から1日間の記事一覧

22. 歩き続ける

ドラマ「昼顔」をみて自覚した心と身体の飢餓感を健全に解消する方法はないものか。といろいろと挑戦してきた。 色々なことを試すために一生懸命働いたおかげで仕事が充実してきた。 その中で、色々な人と出会い私の中の欲求不満は大分解消された。 結果的に…

21. 母の愛

これまでの行動について主婦が何をやっているんだ。母親が何をやっているんだ。というご批判はあろう。 当然、そんなに良いことだとは思っていない。 ただ、私は「絶望」の中に生きる続けることを止める決心をしたのだ。 主婦が、妻が、母親がという前に不満…

20. レンタル彼氏2

あまりにお手軽だったので、今度は、少し若い人に挑戦してみた。「2-30代、爽やか系」少しジャニーズっぽい顔立ちのスマートな男性だ。 もう少しドキドキするかと思ったが、おばさんになると、あまりドキドキしなくなるのか。彼のスキルが足りないのか。いや…

19. レンタル彼氏

さすらいはさらに続く。 ある日「レンタル彼氏」なるものがあることを知る。これは早速試してみなくては。男性が、予約時間内、デートしてくれる。 前回の「ホストクラブ」で若い男の子に疲れる自分を発見できたので、 今回は、「3-40代、ヒゲメガネ」指定で…

18. ホストクラブ

もちろん、ホストクラブにも行ってみた。 初回は安いのだ。 そこでハマる人はハマるのだろうか。残念ながら、私の求めているタイプの人と出会うことはなかった。なんだろう、昼間歩いていても、おかしくない感じの人がいるお店はないのだろうか。それほどテ…

17. オカマちゃんバー

この頃、改めて自分は何を求めているのだろう。と改めて自分で探ってみると、私の欲望は、なんかおかしなことになっていた。 男性に対する不満が募って袋小路に入り込んだのか、 男性を受け入れるのは、もうたくさんだ。こっちが入れてやりたい! と思ってい…

16. エプロンくん

このころ、色々と私の欲求不満を健全に解消する方法を考え続けていた。 その一つが、 「エプロンくん」 いわゆる、家事手伝いを若いイケメン男性がやってくれるサービスの事業化だ。 帰宅したら、若いイケメン男性が掃除を済ませ、料理を作って待っていてく…

15. 家事手伝いサービス

収入が増えた私は、より多く働くために家事手伝いサービスを頼む事を決心した。 実は、これを頼むと、 ほぼ稼いだお金がなくなってしまう。しかし、プラマイ0でも、自分の人生としては、働く時間ができて、スキルアップできるメリットの方が大きい。 これま…

14. 育児・家事

好きな仕事でお金がもらえる。 少しづつ、自分に自信が戻ってきた。 家で独り、家事をやっていると本当に気が滅入る。納得できないまま、「お母さん、ってこんな感じだったかな?」と思ってやっていた。 子供と過ごすことは素敵な時間だったが家事は好きでは…

13. オヤジ化

私は、以前にもまして仕事、稼ぐことを考えた。 当時は、パートと在宅の仕事をしていたが、扶養控除内でというか、それを超えられなかった。 まずは、いただいているお仕事を精一杯やる。ということに集中した。 すると、少しづつ仕事も増え収入、人とのつな…

12. 二歩目

久しぶりのトキメキと、 失恋という懐かしい経験も させてもらえた。 十分もうけもんだ。 と、少し前向きになってきた私。 妖精にはなれなかったオバさんは、 やはり経済力向上を目指す。 あの笑顔を取り戻すために! (諦めてないやん!) 私は、この経験から…

11. 兵糧攻め

素晴らしいコンビニがなくなり、 私の心にはぽっかり穴があいた。 リアルのトキメキを知った私は、 もうマンガの世界では満たされない。 読んでも、涙が出るばかり。 いつでもどこでも、ふと涙が出る。 ラブソングの歌詞のように、 瞳を閉じて君を描いたりさ…

10. 妖精

どうすれば 彼らの笑顔をいつまでも見ていられるだろう? 気持ち悪い思いをさせずに。 会社を作り、雇えばいいのだろうか。 やはり経済力か! そんなことまで考え始めた私はやはり、 妖精にはなれないみたいだ。 そう思い、仕事にも熱が入った。 恋の妄想力…

9. クラブコンビニ

私は、素晴らしい心の拠り所を見つけた。 そのコンビニに行けば、 素敵な2人の笑顔を見ることが出来る。 それだけだ。 それだけのことで、 私はとても幸せな気持ちでいられた。 心から感謝の気持ちで一杯だった。 絶望の日々から救ってくれた。 コーヒー一杯…

8. 恋+恋

激しいときめきに撃ち抜かれた私は、 もう恋する乙女だった(気持ちは)。 この心内をその男の子が知れば、 かなり気持ちが悪いだろうが、 何もしないから、バレはしない。 第一に、彼に気持ちの悪い思いだけは させたくなかったので、 その辺りは十分気をつ…

7. 恋の障害物競走

いや、まさか、こんなところに落とし穴があるとは。 人生分からない。 いやいや、これは落ちてはいけない穴だ。 それはさすがに私でも分かる。 まず、相手にとって私は明らかに受付対象外だ。 そして私が強引に手を出したら逮捕されるやつだ。 お先真っ暗な…

6. それは突然に

いわゆる腐女子と言うらしい。 いや、おばさんの場合、貴腐人? となり、このまま平和な?人生を歩むのか。 というころで事件は起った。 ある日、子供となじみのコンビニへ、 そこに見慣れないバイトの子が。 レジを打つ間も終始うつ向き、声も小さい。 ちょ…

5. 秘密の扉

中村明日美子先生の作品は、美しかった。 今までに見たことのない世界。 マンガを読むこと自体も新鮮だった。 昼顔以来の熱中だ。 作品「同級生」は、 男子高校生同士の恋愛の話だ。 こんな世界が、あったのか。 40半ばにして初めて知った世界。 私とは完全…

4. 一歩目

最終回で、不倫は全悪である。 という道徳に触れ、 私は悪い人間だと自覚するに至った。 この先ときめきのない人生に、 幸せなどあるのだろうか。 そう思って絶望したから。 さわちゃんに自分を重ねてした冒険は 失敗に終わった。 ましてや、私には大切な子…

3. お父さんとお母さん

夫と愛し合えばいい。 夫婦というのは本来そういうものだろう。 私と夫は、子供を授かってから、 一所懸命、父と母になろうと努力してきた。 一所懸命になりすぎたのか、 夫は、私にとっても、お父さん。 になってしまった。 私も、お母さん。になってしまっ…

2. 絶望

最終回を見終えた時、 号泣した。 結婚して子供もいる私が 夫以外の人と恋愛したら こうなってしまうんだ! 感想なんてものじゃない。 ほぼ実体験の感覚だ。 私は、半分さわちゃんだった。 うっすら気がついていたけど 目を背けていた。 「家族」を維持しよ…

1.はじまり

木曜夜。 子供たち。10時には寝てくれますように。 夫。11時までは帰ってきませんように。 祈りながら、このドラマを観た。 1人で見たいドラマなのだ。 録画の形跡だって残せない。 子供たちを寝かしつけ、 夫が帰ってくるまでの間、 やっと1人の時間が始ま…

0. 映画を観るそのまえに

「昼顔が映画化されるんだって。」 えっ?! 一瞬目の前が真っ白になった。 忘れていた。 あのドラマに私がどれだけ影響を受けて、 今日があるか。 まさか映画化って。 私が、必死で一人こっそり観ていたものを、 映画館でみんなで観るのかー。 初日に行きたい…