昼顔からの

ドラマ「昼顔」を観た主婦のそれから

映画「昼顔」

しばらくぶりに書きたくなり書かせて頂きます。

そういえば、映画「昼顔」をみたのでした。

 

と、すぐに書かなかったくらいですので、

楽しんで拝見しましたが、ドラマを見たときほどの

の衝撃はありませんでした。

 

あ、はい。そうですよね。不倫はだめということですよね。

わかりました!わかりましたっ!もう、本当にわかりましたので。

と、ひれ伏しました。

 

これは、もしかして、欲求不満妻向けの

やや過激な道徳(?)映画だったのでしょうか。

そして、私は、すっぽりそこに収まった人だったのでしょうか。

(なんか悔しい)

 

それにしても「妻」の「愛」というのか

もはや「執着」というのか、

は、全く理解ができませんでした。

いくらでも素敵な人はいるし、

(失恋直後は絶対いない!と思うこともわかりますが)

自分の幸せだって、1つではないのに。

何かを失った時は、辛いけれど、その分

新しいものを得るチャンスなのに。

 

正常でなくなるくらいの精神的苦痛。

ということだったのだと思いますが、主人公の男性の妻は、

「夫を失う寂しさ」

というよりは

「自分を否定されることの断固たる拒否」

が凄まじいかただったと思いました。

 

それにしても「恋」というのは、不思議なものだと思います。

自分が「恋」していない時は、想像もできないような、

エネルギーをもたらし、

最高の幸福感と最悪の苦しみをもたらす。

「恋」している時の自分は、似て非なる人間のような。

 

「恋」したいとも思わなくなった現在の私には

なぜわざわざそんな面倒なこと(恋愛)をするのか、

ちょっと分からない。

くらいなことになっています。

 

 

でも確かにあの時、ドラマ「昼顔」を見終えた時、

私は号泣したのでした。

「恋」がもうできないなんて。と絶望して。

そんな人生に、幸せなどあるものか!と。

 

無駄に訪れる、生物的な繁殖期だったのでしょうか。

高ぶる気持ちも、落ち着いて、その時を振り返って見ると、

当時の私の「絶望の正体」

が少しづつわかってきたような気がするのです。 

でも、まだよく分からないので、ここに書いて

整理していきたいと思います。