昼顔からの

ドラマ「昼顔」を観た主婦のそれから

22. 歩き続ける

ドラマ「昼顔」をみて自覚した
心と身体の飢餓感を
健全に解消する方法はないものか。
といろいろと挑戦してきた。

色々なことを試すために
一生懸命働いたおかげで
仕事が充実してきた。

その中で、色々な人と出会い
私の中の欲求不満
は大分解消された。


結果的には、
自分の好きなことをやることで、
人と関わり、
お金をもらって
たまに一杯やり、遊び
そんな生活が結局は、
欲求不満を普通のレベルにしてくれた。

もちろん、仕事ならではのストレスもある
それについての解消法については
また考えていることがあるが
これはまた別の機会に。

いろいろな人に出会う中で、人の魅力は、
若さや、美しさ、賢さ、年齢、性別は
全く関係がないことが分かった。

私がそう実感したのだから、
この私だって、好んでくれる人は
まだいるんじゃないか。
そう思えるようになった。

ドラマ「昼顔」をみて感じた「絶望」は
少しづつ解消しつつある。
それでも、鬱々としたものが無くなった訳ではない。

まだ出口は分からないが
私は、歩き続けている。

満たされない自分を自覚し
堂々と満たしていきたい。

人生100年時代と言われる世の中で
結婚が、結婚後の長い人生を
お互いたった1人のパートナーとしか
身体の関係を持たない。
という契約で、
いつまでもお互いが満たされているのならば
それは奇跡的に幸せで素晴らしい事だと思う。

だけど、現実はどうなのだろう。
お互いに尊敬や、敬愛の念があるのに、
いや、あるからこそ、満たされない欲望も
あるのではないだろうか。

こんな調査結果がある。

www.jfpa.or.jp


これによると、
婚姻関係にある44.6%がセックスレスの範囲にある。
という。40代の女性においては、さらに高い数値となっている。

何とも不幸な状態ではないだろうか?
世の約半数近い夫婦が
結婚という状態を維持しながら
セックスレスという状況に直面している。

不倫が蔓延して
全然おかしくない数値ではないだろうか?

不倫するまえに、離婚すればよい。
が正論か。

自分のケースで言うなら
夫を嫌悪している訳ではない。
夫と妻が「家族」になるといういわば
家族の完成形になることで
性欲が失われていったのだ。

せっかく縁あって
苦労して家族になったのに
性的な欲望が満たされない場合
「離婚」しか道はないのだろうか。
子供達とも築いてきたこの関係を終わらせたくなければ
その欲望は生涯満たされないまま我慢すべきこと
なのだろうか。

「不倫」と非難されない
「家族」を維持できる
人生をもっと豊かなものにする
何か新しい関係はないのだろうか。

「不倫」に至らずにすむ
夫婦の形はないのだろうか。
家族の形はないのだろうか。
よいシステムはないのだろうか。